活動服・防火服の紹介

2012年1月4日

 消火隊の服には活動服と防火服(現場外套)の2種類があります。

  

 

 まず活動服を紹介します。

  

 活動服は、主に日常の業務のときに着用しています。

 

 活動服は耐熱性と耐炎性に優れた難燃性・静電効果の高い繊維や、臭いを吸収する素材を使って作られ、

 安全性、着やすさ、利便性を考えて作られています。

 

 また、冬用と夏用があり、夏用は半袖で少し薄い素材で作られています。 

 

活動服表.JPG 活動服裏.JPG 活動服背中.JPG

 

 

 

  

  次に防火服を紹介します。

 

 防火服は現場外套ともいい、火災現場などで活動する時に着用する服です。

防火服は、上下のアラミド繊維製の素材の服とブーツから構成されていて、着用する際はケブラーと呼ばれる

厚めの手袋も着用します。

 

 火災現場の炎に接近する場所で着用するので、耐熱性と機能性を重視して作られています。  

 防火服の耐熱性能はISO(国際標準化機構)基準に基づき作られています。

 →1000℃の熱量を受けた場合、防火服の裏側の温度が24℃上昇するのに13秒以上確保できなければならないと

    されています。

 

 また、防火服は火災の熱ですぐに燃えないように炎を水平に10秒間接炎させても、穴があいたり、溶けたりしない

 難燃性が必要とされています。

 

   

 防火服には黄色のラインとシルバーの文字やラインが入っており、光が当たると反射するようになっています。

 これは夜間や建物などの暗いところで活動するのにとても効果があります。

  

防火服前.JPG   防火服後.JPG  防火服背中.JPG

  

 

 

 

 防火服のヘルメットについて紹介します。

 

防火服のヘルメットはシコロ付ヘルメットともいいます。

 

防火服のヘルメットには目や顔面を保護するためのプラスティック製のシールドと、首全体を保護するための

防火服と同じ素材のシコロという機能が備え付けられています。

 

また、暗いところで活動するときに備えてヘルメットにヘッドランプを取り付けます。

  

ヘルメット横.JPG  シールド.JPG   シコロ.JPG
 防火服のヘルメットの横側  シールドを下ろし、目や顔面を保護  シコロで首全体を保護

 

 

 

  

 最後に建物火災での消火隊の個人装備について紹介します。

 

建物火災では防火服やヘルメットで紹介したもの以外に、空気呼吸器と腰につけているセイバーライトと

カラビナとロープは必ず装備します。

 

空気呼吸器を背負う理由は、建物や収容物が燃えることにより発生する一酸化炭素などの有毒なガスから

身を守るためです。

 

セイバーライトを装備する理由は、建物火災では視界が非常に悪くなるので視界を確保するためです。

 

ロープは2種類の長さのロープを肩にかけて装備します。

1つは長さ5mほどの小綱と呼ばれるもので、もう1つは長さ10~30メートルの長尺ロープと呼ばれるものを装備します。 

 

小綱はホースなどを固定するのに使い、長尺ロープは消防資機材を引き揚げたり、緊急に要救助者をロープで助ける際に

使用します。

 

建物火災で着用する防火服やブーツ、ヘルメット、装備する空気呼吸器やセイバーライトやカラビナやロープ等の重さを

合計すると約25kgあり、小学2~3年生の平均体重に相当するので、火災現場で迅速に消火活動ができるように

日々トレーニングに励んでいます。

  

フル装備前.JPG フル装備.JPG  フル装備後ろ.JPG

 

 

お問い合わせ

消防本部 警備課
電話:072-892-0013