熱中症にご注意!

公開日 2022年07月20日

更新日 2022年08月02日

 連日、厳しい暑さが続いており、熱中症のリスクが高まっています。熱中症は、気温などの環境条件だけでなく、体調や暑さに対する慣れなども影響して起こるため、外出時だけでなく室内でも発生します。気温がそれほど高くない日でも、湿度が高い・風が弱い・急に暑くなった日、体が暑さに慣れていない時は特に注意が必要です。

 新型コロナウイルス感染症予防のため身体的距離の確保、マスクの着用、手洗いや「3密(密集・密接・密閉)」を避けるなどの「新しい生活様式」が求められており、それを踏まえた熱中症予防行動が重要です。

 「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイント

 大阪府こわいんやで熱中症!!

  • 暑さを避ける工夫をする
  • 周りの人と距離をとれるときはマスクをはずす
  • マスクをしている時は激しい運動は避ける
  • こまめに水分、塩分を補給する
  • 日頃から健康管理をする
  • 暑さに備えた体作りをする 
  • エアコンをしっかり使う                                                                                    

 今日の暑さ指数(WBGT)と高温注意報を確認しましょう   

 暑さ指数(WBGT)は単純に気温だけでなく、湿度や日差しの違いも考慮しており、熱中症予防に役立つ指標です。人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい1.湿度、2.日射・輻射(ふくしゃ)などの周辺の熱環境、3.気温の3つを取り入れた指標です。暑さ指数が28度(厳重警戒)を超えると、熱中症にかかりやすくなるため注意が必要です。

 最高気温だけでなく、暑さ指数を参考にすることで、より的確な熱中症予防が可能です。

 環境省熱中症予防情報サイトから「熱中症警戒アラート」や「暑さ指数メール」の配信サービスに登録(無料)をすることで、猛暑の情報を得ることができます。

※暑さ指数は目安であり、低い場合でも周囲の環境、当日の体調、屋外での作業内容などに注意して、熱中症による事故が起こらないように十分に注意して行動してください。

 

  気象庁の熱中症警戒アラートからも確認することができます。(当日対象分は朝5時に、翌日対象分は、夕方5時に更新されます)

 

 熱中症の症状

 熱中症とは、高い気温や高い湿度の中で、体温の調節ができずに体内の水分や塩分などのバランスが崩れ、体調不良になる状態をいいます。家の中にいても、室温や湿度が高いために、熱中症になる可能性があるため、注意が必要です。

 自覚症状としては、頭痛やめまい、吐き気、立ちくらみ、倦怠感などがあげられます。また、暑い場所にいるにもかかわらず全く汗をかかなくなったり、皮膚が乾燥したり、触るととても熱をもっていたら危険信号です。もうろうとして、呼びかけに反応がなかったり、応答がちぐはぐになるなど意識の障害がでることもあります。

重症度 主な症状 対処法

 1度  (軽症)      

      

めまい、立ちくらみ、気分の不快

筋肉のこむら返りがある(痛み)、手足のしびれ

涼しい場所に避難しましょう
衣服をゆるめ、体を冷やしましょう
水分・塩分を補給しましょう

 2度 (中等症)

頭痛、吐き気、嘔吐

からだがだるい(倦怠感)

涼しい場所に避難しましょう
衣服をゆるめ、体を冷やしましょう
水分・塩分を補給しましょう
足を高くして休みましょう
水分を自分で摂れなければ、すぐに病院へ
 3度 (重症)

意識がない、高い体温、体がひきつける(痙攣)

よびかけに反応しない

まっすぐに歩けない・走れない

すぐに救急車を呼びましょう!

1度、2度の対処法に加えて氷や水で冷やしましょう
(首・脇の下・足の付け根など)

※からだの冷やすところ:首の付け根の両側・脇の下・足の付け根の前面(鼠蹊部)など

※保冷材や氷嚢がなければ、冷えたペットボトルや缶をタオルでくるむことで代用できます。

意識障害がある場合は水分が気道に流れ込む可能性があります。また、吐き気や嘔吐の症状がある場合は、すでに胃腸の動きが鈍っていると考えられるので、口から水分を摂ることは避け、医療機関を受診しましょう。

その他の熱中症の予防策

(1)暑さを避けましょう
 屋外では、日陰を選んで歩いたり、日傘をさしたり帽子をかぶったりしましょう。また、屋内での熱中症を防ぐため、扇風機やエアコンを適切(設定温度28度以下、湿度60%以下)に使ったり、すだれやカーテンで直射日光を防いだりして、暑さを避けましょう。停電などでどうしてもエアコンが使えないときは、日光を遮り風通しをよくし、濡れたタオル等を肌にあてうちわであおぎましょう。できる限り、冷房設備が稼働している所へ避難しましょう。停電時の断水に備えて、飲料水を備蓄しておきましょう。

 汗を吸収してくれる吸水性に優れた素材の服や下着を着ましょう。また、えり元はなるべく緩めて、熱気や汗が出ていきやすいように通気しましょう。
 太陽光の下では熱を吸収して熱くなる黒色系の衣類は避けましょう。

 通気性や吸水性のよい寝具を使ったり、エアコンや扇風機を適度に使って睡眠環境を整え、寝ている間の熱中症を防ぐと同時に、日々ぐっすりと眠ることで翌日の熱中症を予防することができます。

(2)こまめに水分を補給する
 暑い日には、知らず知らずのうちに汗をかいているので、こまめに水分を補給することが大事です。一般的に、食事意外に1日当たり1.2Lの水分摂取が目安とされています。たくさん汗をかいたときは、水分とともに塩分も補給しましょう。なお、アルコールは利尿作用があるため、ビールなどでの水分の補給はお勧めできません。

 ※水分補給に適さない飲み物:アルコール飲料・カフェイン入りの飲み物・糖分を多く含む飲み物

 熱中症の発生には、その日の体調が影響します。前の晩に深酒をしたり、朝食を抜いたりした状態で暑い環境に行くのは避けましょう。
 風邪などで発熱している人や下痢などで脱水症状の人、小さい子どもや高齢者、肥満の人、心肺機能や腎機能が低下している人などは熱中症を起こしやすいので、暑い場所での運動や作業を考慮する必要があります。

高齢者が熱中症にかかりやすい理由

  • 加齢により、汗をかきにくくなるなど体温調節機能が低下します。このため、暑さを感じにくく自覚症状が出にくくなります。
  • 加齢により、体内の水分量が少なくなることから、のどの渇きを感じにくくなるため水分摂取量が低下します。
  • 頻尿の心配から、水分摂取量が十分でないことがあります。
  • 体力が低下している方や持病を持っている方は抵抗力が弱くなります。

 高齢者は、熱中症も対応が遅れがちになりますので、ご家族・ご近所の方などの対応も重要です。

子どもが熱中症にかかりやすい理由

  • 子どもは汗腺をはじめとした体温調節機能がまだ十分に発達していないために、熱中症のリスクが高くなります。
  • 晴れた日には、地面に近いほど気温が高くなるため、幼児は大人以上に暑い環境にいます。

 子どもはエアコンがかかっていても熱中症になる可能性があります。子どもが十分に水分補給できているか、適度に休憩できているかなど、大人は注意して見守るようにしましょう。

 

 

 

 

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