はじめに

　交野市の下水道事業は、昭和４２年に開始し、平成２９年に５０年が経過しました。これまで整備した下水道管や開発事業により受贈を受けたものを合わせると２００kmを超えています。下水道管の耐用年数は50年となっており、施設の老朽化に伴い、事業の中心が施設の新設から維持管理へと移りつつあります。

これまでは維持管理業務について、市が業務内容毎に委託契約を行い、業務間の調整を行いながら運営を行っていました。更なる維持管理業務の効率的な運用と施行体制の強化を目指し、複数の委託業務を一本化して民間に委託しました。これにより、市と事業者との協同作業にて、施設運用の技術力を築き上げ、下水道施設の機能維持・維持管理業務の効率化とサービスレベルの向上を図ります。

業務内容

　委託先　交野市下水道パートナーズ

　　　　　　（交野市水道サービス(株)・管清工業(株)・(株)交野興業・(株)浪速技研　共同企業体）   

  委託機関　令和3年4月1日から令和4年3月31日まで

　主な業務内容

　　　１　緊急対応業務

　　　　　　　　住民対応・事故対応業務　管路清掃調査業務

　　　２　計画的維持管理業務

　　　　　　　　不明水調査業務　汚泥処分業務　

　　　３　マンホールポンプ及び伏せ越し部維持管理業務

　　　　　　　　マンホールポンプ保守点検及び緊急対応

　　　　　　　　伏せ越し部清掃業務

　　　４　ストックマネジメント計画に伴う点検調査業務

　　　　　　　　ストックマネジメント計画に伴う点検調査業務

　　　　　　　　ストックマネジメント計画執行管理業務

　　　５　排水設備確認申請業務

　　　　　　　　排水設備確認申請業務　受付検査等業務　

　　　　　　　　開発検査補助業務