公開日 2023年04月01日
・定期予防接種実施医療機関一覧以外の医療機関で接種を希望する場合
予防接種について
おなかにいるときにお母さんから赤ちゃんにプレゼントされた免疫(病気に対する抵抗力)は、生後6ヶ月から8ヶ月ごろから自然に失われて行きます。この時期以降は、赤ちゃん自身で免疫をつくって病気を予防する必要が出てきます。そのお手伝いをするのが予防接種です。
最近では、「病気が流行していないから予防接種をする必要はないのではないか」という声を耳にしますが、予防接種で皆が抵抗力をつけているから病気の流行がおさえられているということをわすれないでください。
また、将来、大学への入学や就職にあたって「予防接種を受けていること」が求められることもあります。その時に予防接種を受けようと思うと費用が自費となり、万が一重大な副反応が出た場合も国の救済措置を受けることができません。
予防接種を受けて免疫をつけ、感染症にかからないようにしましょう。
交野市定期予防接種
予防接種手帳の交付・・・ |
予診票や説明・注意事項を1冊にまとめた「予防接種手帳」と、冊子「予防接種と子どもの健康」を健康増進課・市役所福祉サービスコーナーで交付しています。 |
接種当日について・・・ |
保護者(親権者または後見人)同伴で、必ず母子健康手帳(忘れた場合は受けられません)・記入済みの予診票(各実施場所にも備えています)をご持参ください。 保護者が同伴できない場合はこちらをご覧ください。 |
予防接種を受ける方法・・・ |
乳幼児定期予防接種実施医療機関一覧[PDF:98.8KB] に直接、予約してください。 ※交野市予防接種実施医療機関以外で接種を希望する場合は、事前に依頼書発行の手続きが必要です。 ※依頼書の申請は郵送で可能です。 |
☆予防接種一覧☆
種類や対象などの詳細は、下記の一覧表をご覧ください。
項目 | 対象年齢 | 標準的接種時期 | 接種回数と標準的接種方法・注意事項等 | ||
ロタウイルス
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ロタリックス:生後6週0日~24週0日まで
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初回:生後2か月~14周6日未満 |
2回 |
1回目:14週6日までに接種 2回目:27日以上の間隔で接種 |
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ロタテック:生後6週0日~32週0日まで |
3回 |
1回目:14週6日までに接種 2・3回目:27日以上の間隔で接種 |
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B型肝炎
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1歳未満 | 生後2か月~9か月未満 | 3回 |
27日以上あけて2回 |
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ヒブ (インフルエンザ菌b型)
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生後2か月以上5歳未満 |
初回:生後2か月~7か月未満追加:初回終了後
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生後2か月~7か月未満で開始 |
初回:27日~56日までの間隔で3回(生後12か月に至るまでの間に) 追加:初回終了後7~13か月 |
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生後7か月~1歳未満で開始 |
初回:27日~56日までの間隔で2回 追加:初回終了後7~13か月 |
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1歳~5歳未満で開始 | 1回 | ||||
小児用肺炎球菌 | 生後2か月以上5歳未満 |
初回:生後2か月~7か月未満 追加:初回終了後7か月~15か月までの間
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生後2か月~7か月未満で開始 |
初回:27日~56日までの間隔で3回(2歳に至るまでの間に) 追加:初回終了後60日以上あけて1回(1歳以降に接種) |
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生後7か月~1歳未満で開始 |
初回:27日~56日までの間隔で2回(2歳に至るまでの間に) 追加:初回終了後60日以上あけて1回(1歳以降に接種) |
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1歳~2歳未満で開始 | 60日以上 | ||||
2歳~5歳未満で開始 | 1回 | ||||
4種混合(DPTP)・ |
1期初回 |
生後2か月~7歳6か月未満 ※R5年4月より生後2か月からになりました。 |
初回:生後2か月~1歳未満 |
20日~56日の間隔で3回 | |
2期 | 追加:初回接種終了後12か月~18か月までの間 | 初回接種終了後12~18か月までの間に1回(初回接種終了後6か月以上あける) | |||
BCG | 生後3か月~1歳未満 | 生後5か月~8か月未満 | 1回 | ステロイド剤(軟膏含む)を使用している人はかかりつけ医へご相談ください。 | |
麻しん・風しん混合 |
1期 | 生後12か月~24か月未満 | 1回 | 原則、麻しん・風しん混合(MR)ワクチンでの接種です。 | |
2期 |
次年度に小学生になる満5歳以上7歳未満の年長児 |
1回 | |||
水痘 | 1歳~3歳未満 |
1回目 |
2回 |
1回目接種後6か月~12か月の間に2回目を接種(初回接種終了後3か月以上あける) |
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水痘にかかったことのある人は接種の必要はありません。 | |||||
日本脳炎 | 1期 初回 |
生後6か月~7歳6か月未満 |
3歳~4歳 |
1期初回 |
6日~28日の間隔で2回 |
1期追加 |
4歳~5歳 |
1期追加 |
初回接種終了後おおむね1年の間隔 |
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2期 | 9歳以上13歳未満 | 9歳~10歳 | 1回 | ||
2種混合 | 2期 | 11歳以上13歳未満 |
11歳~12歳未満 |
1回 | |
子宮頚がん予防ワクチン 9価「シルガード」 ※R5年4月より9価ワクチン「シルガード」が定期接種に使用可能となりました。
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小学校6年生~高校1年生相当の女子 |
中学1年生 | 3回 |
(2価) |
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(4価) |
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2回または3回 |
(9価) 【初回接種時に15歳未満】2回接種 2回目:1回目の接種から5か月以上 【初回接種時に15歳】3回接種 2回目:1回目の接種から2か月後 3回目:1回目の接種から6か月後 |
HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)について
HPVワクチンは、接種後にワクチンとの因果関係が不明な疼痛などの多様な症状の報告があったことから、平成25年6月より積極的な接種勧奨を見合わせていました。
現在、改めてHPVワクチンの有効性及び安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたため、積極的な勧奨が再開されました。
また、令和5年4月より9価ワクチン「シルガード」が定期接種に使用可能となりました。接種開始年齢により接種回数が異なります。
くわしくはこちらをごらんください。
日本脳炎予防接種の特例措置
平成17年度から平成21年度の間に日本脳炎予防接種の機会を逃した人に特例措置が設けられました。
下記の標準的な間隔を参考に、不足分を接種(4回で終了)してください。なお、接種から間隔があき、標準的なスケジュールでの接種が困難な場合は、健康増進課または接種医にご相談ください。
対象者 | 回数 | 標準的な間隔 |
H19年4月1日までに生まれた20歳未満で 日本脳炎予防接種が完了(接種回数が計4回)していない人 ※20歳未満までの間は定期接種が可能 |
1期初回:2回 | 6日~28日までの間隔 |
1期追加:1回 |
1期初回接種終了後6か月以上あける (初回接種終了後おおむね1年後が望ましい) |
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2期:1回 |
1期追加終了後 5年後が望ましい (20歳未満に完了すること) |
保護者の同伴について
予防接種は原則、保護者の同伴が必要となっています。保護者とは親権者または後見人をさします。
保護者が同伴できない場合は、予防接種を受けるお子さまの年齢によって必要な書類が異なります。
0歳~中学生未満 | 中学生~16歳未満 | 16歳以上 | |
保護者以外の同伴 |
必要 委任状委任状[PDF:196KB]を持参してください |
不要(ただし、医療機関の判断により、12歳以上であっても保護者の同伴が求められる場合があります。必ず予約時にご確認ください。) 同意書同意書[PDF:226KB]を持参してください |
不要 |
予診票の記入 | 保護者が記入 | 保護者が記入 | 接種を受ける本人が記入 |
母子健康手帳 | 持参要 | 持参要 | 持参要 |
予防接種の接種間隔について
新型コロナワクチン接種前後13日は他の予防接種をうけることができません。
また、接種(注射)生ワクチンと接種(注射)生ワクチンの接種間隔は27日以上あけてください。
不活化ワクチン同士に接種間隔の制限はありません。
同一ワクチンを複数回接種する場合、B型肝炎や水痘ワクチンなどそれぞれに定められた接種間隔に変更はありません。
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