12月3日から12月9日までの1週間は「障がい者週間」です

公開日 2016年11月29日

更新日 2025年12月01日

「障がい者週間」について

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■障害者基本法という法律では、すべての国民が障がいの有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生す社会を実現する目的のもと、障がい者施策に関しての基本原則が定められています。

「地域社会における共生等」「差別の禁止」「国際的協調」の3つの原則について、国民の関心と理解を深めるとともに、障がい者が社会、経済、文化その他あらゆる分野の活動に参加することを促進するために、「障がい者週間」を設けることとされています。

 

できることを一緒に考えましょう

 

■障害者基本法では、障がいのある人が、暮らしの中で不便に感じたり、困ったりすることを取り除くため、私たち一人ひとりが著しい負担にならない範囲で配慮や工夫を行うことが求められています。

 みなさんもご家庭や会社等で出来ることを一緒に考えましょう。

 

出来ることはありますか?

  

 

 【耳に障がいがある人】

 

  ・聞こえにくい人、聞こえない人がいます。

  ・主に目で見て、まわりの様子などの情報を知ります。

  ・手話や相手の話している口の形、メモでわかる人もいます。

  ☆話せても、補聴器をつけても、よく聞こえない人もいます。

  ☆人によって伝え方が違います。身振りも交えて本人によく確認しましょう。

 

  【目に障がいがある人】

 

  ・見えにくい人、見えない人、色が分かりにくい人がいます。

  ・音を聞いたり、手で触ったりして、周りの様子などの情報を知ります。

  ・文字は音声で読み上げる装置を使ったり、点字で読みます。 

  ☆慣れていない所では、一人で動くのは難しいです。

  ☆出来るだけ周りの情報を詳しく伝えましょう。

  ☆いきなり引っ張ったりはしないで、まずは声を掛けてみましょう。

  

 【体に障がいがある人】

 

  ・手や足や体が動かしにくい人、手や足や体が動かせない人などがいます。

  ・杖や義足、車いすを使って移動します。

  ・体温がうまく調整できない人もいます。 

  ☆階段や大きい段差があると、一人では動けないときがあるので、「お手伝いしましょうか。」と声を掛けてみましょう。

  ☆車いすを使っている人とお話をするときは、目の高さを合わせましょう。

 

 【体の中に障がいがある人・治りにくい病気にかかっている人】

 

  ・体の中の働きが上手くいかない人、治療が難しくて治りにくい病気にかかっている人がいます。

  ・外から見ても分からないので、優先席や駐車場で「障がい」があることを分かってもらえず困ることがあります。

  ☆疲れやすいので、無理をしてもらわないことが大切です。

  ☆多目的トイレや駐車場、エレベーター等では、障がいのある人のために、譲り合いましょう。

  ☆外から見て分からなくても、痛さや辛さを感じている人が居ることを理解しましょう。

 

 【気持ちや考えを上手く伝えられない人】

 

  ・難しいことや、漢字や計算が特に苦手な人がいます。

  ・同じことを繰り返したり、一つの事にこだわったりする人もいます。

  ・順番が変わると戸惑う人もいます。

  ・相手の気持ちや周りの状況を理解するのが苦手な人もいます。

  ・友達の中に入りにくい人、学校に来るのが辛い人もいます。

  ・じっとしているのが苦手な人もいます。

  ・大きな音や、急に声を掛けられるのが苦手な人もいます。

  ・交通事故などで、脳が傷つく事で、人や物の名前等を覚えることが苦手になる人もいます。

  ☆時間が経てば、気持ちが落ち着くことがあります。

  ☆ゆっくり、丁寧に、繰り返して説明しましょう。

  ☆図や絵で説明すると分かりやすくなります。

  ☆どのようなことで困っているかを理解しましょう。

この記事に関するお問い合わせ

障がい福祉課
TEL:072-893-6403