麻しん(はしか)に注意!

公開日 2026年05月08日

感染力が極めて高い 麻しん(はしか)が感染拡大しています

重症になりやすく、感染力が極めて高い麻しん(はしか)が、令和2年以降最多となるペースで感染拡大しています。

麻しん(はしか)は、「かかってもたいしたことはない」感染症ではなく、肺炎・脳炎・腸炎などの合併症で重症化することも多く、先進国でも重症化することもあり、1,000人に1人死亡するとされている感染症です。

麻しん(はしか)とは

麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症で、その感染力は非常に強く、免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ100%発症し、一度感染すると一生免疫が持続すると言われています。

主な症状

感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水、目の充血と言った風邪のような症状が現れ2〜3日熱が続いた後、39度以上の高熱と発疹が出現します。

肺炎、中耳炎を合併しやすく、1,000人に1人程度の割合で脳炎が発症します。死亡する割合も、先進国であっても1,000人に1人と言われています。

※麻しんを疑った際の対応(国立健康危機管理研究機構)より一部転載

感染経路

空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへと感染し、その感染力は非常に強いと言われています。周囲への感染可能期間は、発症日の1日前から解熱後3日間を経過するまでの期間で、発症前から感染力があります。

治療方法

基本的には、発熱に対する解熱剤など症状に応じた治療を行います。

麻しんを疑う症状のある場合は、外出を控えるとともに、受診する場合には、事前に医療機関に連絡の上、公共交通機関の利用を可能な限り避けることにご協力をお願いします。

予防と対策

手洗いやマスクだけでは、麻しんを予防することはできません。
最も有効な予防法は、麻しん含有ワクチンの接種です。
ワクチンを接種することで、95%程度の人が麻しんウイルスに対する免疫を獲得することができ、2回の接種を受けることでより強い免疫にするとともに、1回の接種では抗体が十分に産生されなかった方の多くにも免疫をつけることができます。
2回接種によって、体に免疫の備えができていると、ウイルスを早期に抑えこむことで、発症を防いだり(発症予防)、麻しんにかかったとしても症状が軽く、発熱などの症状の強さ、肺炎や脳炎といった重い合併症のリスクを下げたり(重症化予防)することが知られています。
さらに、周囲の方へ感染を広げてしまうリスクも下げることができます。このような理由から、ワクチンを確実に2回接種することが非常に重要です。

お子さまが麻しん・風しんワクチンの定期接種の対象である1歳または就学前1年間にある場合、積極的に早期の接種をご検討ください(無料)

海外では大きな流行が複数の国で報告されています。接種が不十分な場合、渡航の2週間前までに接種することをご検討ください

2000年4月1日以前に生まれた方は、当時の感染状況もあり、2回の定期接種が行われていない可能性があります。母子健康手帳などで、過去の麻しんの履歴または2回の接種記録を確認できない場合は、今一度、麻しん・風しんワクチンの接種をご検討ください。

関連サイト

子どもの予防接種のページ(交野市ホームページ)

大阪府感染症情報センター

麻しん(厚生労働省ホームページ)

この記事に関するお問い合わせ

健康増進課
住所:〒576-0034 大阪府交野市天野が原町5丁目5番1号
TEL:072-893-2111(直通)